【体験レビュー】500kgの荷物を載せて階段を上る台車
「エクセン バッテリートラック TT-66HS」その実力とは・・・?

エクセン バッテリートラックTT-66HS

最近、建設現場や地下鉄工事などで密かに話題となっている台車がある。

その台車は、最大1トンもの重量物を載せたままリモコンで走行し、強力なキャタピラを装着しており、なんと重量物を載せたまま階段まで上ってしまうというから驚きだ。

今回、その密かに話題となっているエクセン社が提供する小型運搬台車の最高峰モデル「エクセン バッテリートラック TT-66HS」のデモ体験を行ってきたのでレビューを残したいと思う。

階段を上る台車、エクセン バッテリートラックとは?

バッテリートラックを一言で説明すると、「500kgの荷物を載せて階段を上れる台車」だ。

階段を上れる台車は世の中に沢山あるが、このバッテリートラックはそれとは全く一線を画している。
たとえば業務用コピー機やキャビネットなどの30kgを越えるような重量物を階段上げする際は「人間が荷物を持ち上げながら階段を上る作業を補助する」というものがほとんどだが、バッテリートラックの場合は「台車が階段を上るのを人間が補助する」というものだ。

台車を引っ張るのではなく、手を添えて台車が階段を上るのを補助する。

利用用途は実にさまざまで、建築現場では解体工事で発生するコンクリート破片などの『建設がら』、『コンクリートがら』などを運んだり、 地下鉄工事に使う太く大きなケーブルの搬送、防火用扉の搬送といった、数百キロにも及ぶ重量物を運ぶ建設現場・工事現場で活躍できる業務用の台車となっている。

ここで、バッテリートラックの特徴をいくつかご説明しよう。

●最大積載なんと1トン。一人で重量物を運べる簡単リモコン操作。

まず台車なので重量物を載せて使うのだが、特筆すべきは平地では”最大積載量1トン”と重量物の運搬に特化しているということ。

数百キロある鉄の固まりのような重量物を運ぶために使われる。

しかもその運搬方法は、人の手でえっさほいさと押すのではなく、付属のリモコンで簡単に操作できる。リモコンは有線も無線もあり、無線は出荷時にメーカーによりチャンネル設定なども行ってくれる。
※操作は簡単だが最初は必ず安全性の理由によりメーカーが実施する特別研修に参加する必要がある。

実際のリモコン。使うボタンは左右前後。ただそれだけだ。

●階段も上る!斜度40度、500kgまでをラクラク階上げ

何よりも最大の特徴は強力なキャタピラにより『荷物を載せたまま階段を上れる』ということだ。

平地では最大1トンまでの積載量に対し、階段では500kgまで。
上れる傾斜は現在の建築法で定められた階段の斜度のほとんどがフォローできる40°までとなっている。

強力なキャタピラが階段を噛むようにして進む。

なお、あまりに古い建築物や、プレハブの2階に上がるような簡易的な階段ではバッテリートラックの重量と荷物の重量に負けてしまい、階段が変形してしまう恐れがあるためメーカーでは購入者に対して利用を控えるように注意を促しているそうだ。

●運搬スピードもノーストレス!早歩きほどのスピードで高速走行。

今回、デモ体験をしたハイスピードモデルTT-66HSなら、平地で人間が早歩きするほどのスピードが出る。 最大積載の1トンを載せていてもほぼスピードが落ちず、逆に操作する人間のほうが怖がってしまうくらいだという。
(実際、1トンもの重量物が早歩きで近づいてきたら誰でもびっくりする・・・)

荷物を載せていても平地でのスピードはほぼ変わらないとのこと。

●狭いスペースでも扱える。階段の狭い踊り場でも器用に回転。

上に何も載せていない状態だと奥行き1.6メートル、幅80センチ弱くらいでシンプルに小さく感じる。 駅の自動改札口も通り抜けられる大きさで走行を邪魔するようなパーツはすべて取り外しも自由にできる。

ハンドルや抑えといったパーツは簡単に取り外せる。(画面左上にあるのが取り外したパーツが)

方向転換もその場でグルっと回る『超信地旋回方式』という技術を採用しており、とにかく小回りがきく。 これなら階段の狭い踊り場でも難しい操作をすることなく、方向転換ができるだろう。


他にも色々とあるが、筆者がデモ体験を通じて特に特徴的だと感じた点をご紹介させていただいた。冒頭に申し上げた、階段上げをサポートする台車とはまったく違うものであることがお分かりいただけただろうか。

さて、次は実際に導入する視点で、今回ご協力いただいたメーカーのKさんにお話をお伺いしたのでご紹介したいと思う。

エクセン バッテリートラックはどんな企業が導入をしているのか?

- まず、実際に導入している企業はどういったところなのでしょうか?

「導入企業のほとんどが、自社で何かしらの受託工事を行っている企業様です。

建設現場の解体工事で出た”がら”の運搬や、地下鉄工事などで利用されています。自社で導入することで仕事の幅を広げている社長様が多いですね。」

- なるほど。他にも運送業などでも活躍できそうですね。

「そうですね。実際に楽器のピアノですとか、ガラスのショーケースなどを専門に扱っている運送業のお客様もご導入いただきました。ガラスのショーケースなど、大型のものは4メートルくらいあって、それを運ぶときは8人~10人で持ち上げて運搬するそうです。

そのお客様は実際にデモ体験にいらしていただいたのですが、本物のショーケースを持ってきて、運べるかテストもしましたね。実際に載せて階段を上った時は、社員の皆さまから感動の声が上がっていました。」

- それはすごいですね!

「他にも、人手不足が懸念されている”重量とび”を派遣する代わりに、バッテリートラックを導入することでコスト削減されてる企業様もいますね。コスト面だけでなく、当日の無断欠勤などのスケジュール関係でトラブルの心配がないというメリットもあるそうです。」

エクセン バッテリートラックの導入メリットは?

- なるほど。そういったトラブル防止にも繋がると仕事のスケジュールも立てやすくなりますね。

「そうですね。特に建築現場などでは若い人材の獲得に手を焼いている企業様が多く、そういったところから設備投資をして機械化を進めていく企業様も徐々にではありますが増えてきました。

バッテリートラックを使えば、現場に人を行かせる人数が単純に減らせるので、人件費が抑えられるだけでなくその浮いた人間のスケジュールで他の業務を受託できるようになると更に仕事の幅が広がりますよね。」

- バッテリートラックがあれば仕事が増えると?

「直接的ではありませんが、受託しやすい環境は作れると思います。ガソリンではなくバッテリーで動くので、排ガス規制の条件があっても使えるため地下鉄工事などには最適なんですよ。

私が仲良くさせていただいてる企業様では、一週間のうち”週5日フル稼働”で使っていて、複数の現場に出すときに足りないから追加で2~3台購入したい、というお話もいただいてます。正直、あの企業様では3ヶ月もしないで導入費用をペイしてるんじゃないでしょうか。お金を生み出す機械だと、とても喜んでいただいてます(笑)」

一番気になるエクセン バッテリートラックの料金は?

- まるで人間みたいな出勤スケジュールですね(笑)お金の話が出たのでついでに、、、ずばりバッテリートラックって、お高いですか?

「料金についてはOAランドさんに直接お問合せいただければと思うのですが、金額面だけで見たら安いものではないと思います。ただ、結局機械なので使い方というか、バッテリートラックを使って人件費や工数、時間をどれだけ削減できるかでモノの価値が決まると思います。

例えば、先ほどのガラスのショーケースのように通常10人で重量物を2時間かけて運び出してたような作業を、バッテリートラック一台+操作する人間1人、フォローで念の為もう1人をつけても30分ほどで終わってしまうことを考えれば、その費用対効果はどれだけ高いかはすぐに想像がつくと思います。

また人件費だけでなく、先ほどのように仕事の幅を増やす企業様もいらっしゃるので、その付加価値を考えたら、安い!と思う方もいらっしゃるのではないかと思います。」

- なるほど。とても参考になりました。Kさん、色々と教えていただきありがとうございました。

「こちらこそありがとうございました。バッテリートラックは、当社の工場までお越しいただければいつでもデモ体験ができますので、ご興味がありましたらぜひ一度見て・触って、その利便性をご確認いただけたら幸いです。」

以上、デモ体験とメーカーインタビューを通じて、話題のエクセン バッテリートラックについてご紹介させていただいた。 「こういうものを探していた!」という建築業・運搬業の方の参考になれば幸いだ。

最後に、バッテリートラックには3種類のラインナップがあるのでその違いについてのご紹介と、導入を検討している方へのご注意事項があるので、そちらをご紹介して筆を置きたいと思う。

エクセン バッテリートラック機種ラインナップとその違いを比較

バッテリートラックは松竹梅と3つのスペックに分かれた機種が用意されており、製品サイズ・積載量・スピード・ブレーキ機能の有無という機能面に違いがある。

●エクセン バッテリートラック TT-66HS(ハイスピード)

エクセン バッテリートラックTT-66HS

エクセン バッテリートラックTT-66HS

  • 今回デモ体験を行ったシリーズ最上位モデル。
  • 階段の積載重量が最大500kg。
  • 高速運転スピードが速い。(50m/min)
  • ブレーキ機能がある。

●エクセン バッテリートラック TT-66

エクセン バッテリートラックTT-66

エクセン バッテリートラックTT-66

  • 長さが一回り小さく、約1.2メートルと小型サイズ。
  • 階段の積載重量が最大500kg。
  • 高速運転スピードが遅い。(13.4m/min)
  • ブレーキ機能が無い。

●エクセン バッテリートラック TT-47

エクセン バッテリートラックTT-47

エクセン バッテリートラックTT-47

  • 長さが一回り小さく、約1.2メートルと小型サイズ。(TT-66系は約1.6メートル)
  • 階段の積載重量が最大272kg。
  • 高速運転スピードが遅い。(13.4m/min)
  • ブレーキ機能が無い。

●エクセン バッテリートラックの共通仕様

  • 平地での最大積載は1トンまで。
  • バッテリーで稼動する。(参考:消耗が激しいハイスピードで約90分の連続稼動)
  • 速度は2段階あり、低速と高速がある。(低速時は6.7m/min)
  • ブレーキ機能とは階段移動時に止まってしまった場合に、内部的なブレーキが稼動するかどうか。
    (無くても安全性は高いが、重力によりほんの少しずつ動くこともある。ブレーキ機能が働くと全く動かなくなるため安全性も非常に高い)

ご注意:バッテリートラックの導入前に注意すること

ここで記載するバッテリートラックの注意事項は、実際にデモ体験を行って筆者が体験したことである。詳しい説明については販売店であるOAランドやメーカーであるエクセンに詳しくお話を伺っていただければ幸いだ。

●受注生産性なので納期がかかる

今回ご紹介した「エクセン バッテリートラックTT-66HS」は受注生産となる。

特に2020年東京オリンピックに向けた工事の需要から、引き合いが非常に多く現在国内在庫も品薄の状態が続いている。

具体的な納期はお問い合わせで回答となるが、場合によっては数ヶ月待ちになるため気になる方は早めに問い合わせしておこう。

●導入後はメーカーによる特別講習(約半日)の受講が必須

バッテリートラックはこの利便性の高さと、簡易的な操作方法により誰でも操作ができるが、 導入する企業に対しては、必ず初回導入時には安全な使い方をするための特別講習を受講いただく必要がある。

これは埼玉県草加市にあるエクセン社の工場内で行うが、地域によっては出張講習も可能ということなので詳しくは問い合わせしよう。

●導入相談は全国店舗展開のOAランドへ

エクセン バッテリートラックの導入相談はOAランドが窓口となっている。気になる方はまず無料の資料請求をしてみよう。

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